こぎん刺しの図案づくりが、変わります。
もくじ
2つの新しいツールを公開しました
図案を考えるとき、あなたはどこから始めますか?
手持ちの図案集をめくってみる。既存の図案をなぞってみる。方眼紙に鉛筆で線を引いてみる。それぞれに楽しさがあり、それぞれに「壁」があります。
今回、koginbankに2つの新しいツールが加わりました。どちらも、その「壁」を少し低くしてくれるものです。
AIと、一緒に作りました
2つのツールはどちらも、AIと共に制作しました。koginbankをスタートした頃から「いつか作りたい」と温めてきた企画でしたが、開発費用という壁がずっとありました。それが今年、AIの力を借りてわずか数時間で形になりました。
「今まで悩んでいたあの時間は何だったんだろう」というがっくりと、「本当にできちゃった!」というびっくり。その2つが同時にこみ上げる、不思議な体験でした。
でも、何年もかけて条件を整理してきたからこそ、AIに的確な指示が出せたのだと思っています。長く温めた夢は、無駄にはなりませんでした。
Modoko Generator ── 新しいモドコに「出会う」ツール
こぎん刺しには、長い歴史の中で生まれた無数のモドコがあります。でも、刺したことのある模様はそのうちのほんの一部かもしれません。
Modoko Generator は、キーワードの入力とサイズの設定だけで、こぎんのルールに沿ったモドコを自動生成してくれるツールです。菱刺しの型コもつくれます!
「どんなモドコ、あるかな?」という気持ちで試してみてください。自分では思いつかなかった組み合わせが現れることもあります。まるで、見知らぬ街を散歩して偶然いい店を見つけるような感覚です。
とにかく新しい模様を刺したい。次の作品の図案をまだ決めていない。そんなときに、最初に開いてみてほしいツールです。
図案描画アプリ ── 「自分だけの図案」を設計するツール

もうひとつのツールは、少し性格が違います。
こぎん刺しの図案は、使う布のサイズや糸の色、作品の形によって、毎回異なる条件があります。「このポーチには、このくらいのモドコをこう並べたい」というイメージを、実際の図案として形にしていく作業。それがこのアプリの得意とするところです。
図案描画アプリ は、作品の条件に合わせて独自の図案を描くためのツールです。
スマートフォンでも操作できますが、ショートカットでも操作できるのでパソコンでのご利用がおススメです。
どちらを使えばいい?
迷ったときの目安を一言で言うと:
「新しい模様に出会いたい」→ Modoko Generator
「作品に合わせて図案を作りたい」→ 図案描画アプリ
2つは競合するものではなく、むしろ組み合わせて使うこともできます。Modoko Generatorで気に入ったモドコを見つけたら、そのモドコを参考にしながら図案描画アプリで配置を考える、という使い方もひとつのアイデアです。
道具が増えると、表現が広がる
手で刺す。時間をかける。その価値は変わりません。
でも、その前の「考える」「設計する」という工程が楽になれば、もっと多くの作品が生まれ、もっと多くの人がこぎん刺しを楽しめる。そう信じて、このツールたちを作りました。
どうぞ、自由に使ってみてください。