クラフトテープには「卍」を崩した模様の紗綾形と、お花をモチーフにした「花こ」のモドコが入っています。世界有数の桜の名所であり、こぎん刺しのお膝元である青森県弘前市の市章が「卍」であることから、桜が満開の弘前をイメージして作りました。
また、崩した卍の字を連ねた紗綾形という模様は不断長久(絶えず長く続く)という、商売繁盛・家内安全の縁起の良い意味が込められ、江戸時代には着物の模様や建築の意匠などに多く使われた模様です。
「こぎん刺し」は日本3大刺し子の一つで青森県津軽地方に伝わる刺し子技法です。布の目を塞ぐように糸を刺した幾何学模様が特徴です。江戸時代の津軽藩では、厳しい倹約令により綿や絹を身につけることが許されなかった農民が、唯一許された麻を布に仕立て身につけていました。寒さの厳しい北国の衣類としては適さない荒い麻布に少しでも耐久性や保温性を高めるために麻糸で刺し子を施したのが始まりと言われています。
こぎんバンクの「こぎん刺しと菱刺し」もご覧ください。
http://koginbank.com/about/about01/
テープサイズ:幅5cm x 長さ50m
品番;KCT-01
基材;クラフト紙 / 粘着剤:ゴム系 / 厚さ:0.15mm
/ 粘着力3.42N/10mm /引張強さ; 72.8 N/10mm
/ 伸び:9% /日本製 (ニチバン株式会社製)
※グリーンマーク認定商品
”koginbank”(こぎんバンク)は、革と工芸のブランドwasabi CRAFTとプロダクト・UI/UXデザイン・開発カンパニー株式会社トリイデザイン研究所が運営する、こぎん刺しの楽しい!かわいい!を発信するウェブマガジンです。
私たちがこぎん刺しを通じて繋がったヒト・モノから受けた、伝統を大切に継承する気持ちと発展の可能性を感じその魅力を伝えるため、ヒトの繋がりとモノ(情報)の共有できる”koginbank”を作りました。