針にこぎん糸を通すコツ
こぎん糸は複数の単糸が縒り合され、太く柔らかいので、針穴が大きいこぎん針でも針に糸を通しにくい場合があります。そんな時はこの方法をお試しください。
① 糸の端を輪にした状態で針にかけ
② 根元をキツめに持ちながら針からスッと引き抜きます。そうすると、糸を挟んだ指の中で糸の輪がしっかり二つ折りにプレスされます。
③ その折れた先を針穴に通し、糸を引き出します。針穴を糸先に掛ける感じで、糸を動かさず針を糸に持って行くと良いでしょう。
ポイントは、”糸先を折って折り目を針に通す”です。紙と同じように、柔らかい糸を折ると折り目は硬く鋭くなります。とはいえ針に当たると糸は折れてしまいます。個人的な感覚によるかもしれませんが、柔らかい糸を動かさない方がより安定して針に通せると思います。
実際にやってみました。