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こぎん刺しや菱に刺しに関する本の紹介

南部菱刺し~刺しが教えてくれること



南部の人に嫁ぎ、南部に住まい、ひょんなことから南部菱刺しに出会い、南部菱刺しに人生を委ねた作家の50年近くにわたる菱刺しと向き合う姿勢がこの本で語られています。自身の人生の機微を見つめながら、先人に思いを馳せ制作に集中して紡いできた時間は、昔と今の時空を行き来する神秘的な時が流れているようでした。(koginbank編集部 石井)

目次

祈りのふるまいとしての手しごと  伊多波麻衣子
一. レントゲン技師
二. 模様集
三. 草木染
四. 春彼岸
五. 歴史
六. ゴミと土
七. 相馬貞三さん
八. 総刺しということ
九. 小さい望み
十. 機が来る
十一. 病気
十二. 供養と奉納
十三. 連作帯四点について
十四.「違和感」と「イズイ」
引き継がれる型こ ――生活が生み出した菱模様
  南部菱刺しに歓待された人  小野正嗣
モノにまつわる小話 ――これまでの作品について
  やよいさんと南部菱刺し  塚田恭子
声と、刺しと、言葉が重なって ――著者インタビュー

著者について

天羽やよい:
1948年 東京生まれ
1975年 八戸に移住
1977年~ 南部菱刺しを始める
1981年 草木染を始める(2017年終わる)
刺し糸や帯用のリネン糸を染める
1984年 第1回個展(八戸)
モノ作りグループ「くえてませぶん」参加
(1985年「くえてまてん」に改名、1993年終わる)
1988年 南部菱刺し教室「梅の花工房」を始める(2019年終わる)
1989~2012年 第2~10回個展(八戸、盛岡、東京)
1991~96年 小規模作業所通所者と菱刺しをする
1993~2006年 五戸公民館で南部菱刺し講習
1994~2015 年 「梅の花工房」展 第1 ~ 4 回(八戸)
2001年 織りの勉強を始める(2015年終わる)
2003、2006 年 「五戸菱刺愛好会」作品展 第1、2 回(八戸)
2017年 第11回個展 南部菱刺し供養展(八戸、東京・圓光寺)
2019年 恐山に塔婆と半幅帯を奉納

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京図書出版 (2024/7/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/7/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 144ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4866417773
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4866417776
  • 寸法 ‏ : ‎ 21.6 x 15.4 x 1.4 cm

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