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作り方

こぎん刺しのつくりかたを学ぼう

刺し方



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こぎん刺しも菱刺しも布の経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸の間から針を刺して糸を通します。基本となるひし形のモドコや型コは上下、左右で対象となる模様が多いため、中央横一列(一段)に並ぶステッチの目数を正確に完成させてから、上下半分どちらかを仕上げ、次に残りの半分を先の半分と同じ要領で仕上げます。一番最初に刺す1段目は”目立て”と呼び、この1段を基準にステッチを積み上げていくので、1段目の目数を間違えると全体の模様がずれてしまいます。大きな模様ほど注意が必要です。

上の図案では、マスが布の経糸・緯糸を表し、罫線の交点が布目(隙間)になります。経糸を数えることが重要になるので、図案では中心の経糸から10本ごとにグレー表示しています。目立てと呼ばれるのが赤いラインです。

目数の数字は、布の経糸を針が跨ぐ数です。こぎん刺しは奇数目で模様をつくります。主に1・3・5目の3種類です。

布の経糸を1本跨ぐ=1目
布の経糸を3本跨ぐ=3目
布の経糸を5本跨ぐ=5目

次の図案はもう少し布に近い表現の図案になります。

こぎん刺しの図案には、方眼のマスが布の経糸と緯糸を表現する上記のタイプと、下のように罫線を布の経糸と緯糸にみなして表現する方法があります。(本サイトで使用する図案は上記のマスで糸目を数えるタイプを使っています。)

模様の横一列が完成したら1段シフトします。裏側で1段ずれた位置から針を出して、前段とは逆方向に針を進めます。折り返す時は、裏側で糸を緩めに残しておきます。その段を縫い終えたら糸こきをしてステッチの糸を布になじませます。この時に折り返しの緩みがないと、布がツレてしまうことがあります。

実際に布に模様が出来上がった状態




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