藍色ちくちく-魔女の菱刺し工房
青森の南部菱刺しをテーマに描く、手芸×再生の物語四篇。
菱刺しの歴史を繋いできた土地の中で、菱刺しと共に今を生きる人たちの物語です。この土地ならではのようで、世界中のどこにでもありそうな人々の生活の中に菱刺しが彼らの空気のように溶け込んでいる様子が読んでいてなんとも心地良かったです。
著者について
髙森美由紀
1980年生まれ。青森県出身・在住。2014年『ジャパン・ディグニティ』で産業編集センター出版部主催の第1回暮らしの小説大賞を受賞。2015年『いっしょにアんべ!』で第44回児童文芸新人賞受賞。『花木荘のひとびと』が集英社の2017年ノベル大賞を受賞。他の作品に「みとりし」シリーズ(産業編集センター)、『山の上のランチタイム』『山のふもとのブレイクタイム』(中央公論新社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2023/1/19)
- 発売日 : 2023/1/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
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