koginbank 2022 ベスト
2022年は少しずつコロナの抑圧から解放されてきた1年でしたが、皆さんはどんな1年でしたでしょうか?今年も koginbank 2022 この1年、皆さんに利用いただいたベストコンテンツを活動を振り返りながらご紹介いたします。
koginbankの2022年は、ホビーショーへの出展、山形県河北町のこぎんフェスへの参加、そしてたくさんのご支援をいただいたクラウドファンディングにも挑戦しました。自分たちのウェブメディアを出て、新しいことに挑戦することにはリスクも伴いますが、世界が広がっていくことの面白さを実感した1年でした。
ただ、こぎん刺しのウェブメディアとして、こぎん刺しや菱刺しの様々な情報をインターネットで発信しているkoginbank.comですが、2022年はコンテンツの充足を進めることができなかったのが反省点です。実際には利用数の半分が図案を紹介しているモドコDBの利用ですが、図案以外にも、わかりやすく楽しいコンテンツを補っていくことは不可欠だと思っています。
トピックスBEST3
今年は、3人の作家さんへの取材の他、イベントレポートや古い作品を少し時間をかけて調べてみたり、数は多くはないのですが、充実した内容を送り出すことができました。しかし、一番見ていただいている記事は去年と同じ素材に関する記事なので、古い記事に恐縮してしまいますが、こぎん刺しをやってみたくて必要な材料を調べている人がまだまだ多いのかなと感じています。この5~6年で、こぎん刺しの布や糸に関しては新しいものが出てきていたので、来年はこれらに関して改めて記事にしてみたいと思っています。
第1位 -こぎん刺しの布を考える1-
こぎん刺しの布は、布目が粗ければ基本どんな布でも使えますが、そんな布は買えるお店が限られます。この記事は3年前に都内近郊で入手できるこぎん用の布を紹介しました。最近は手芸の実店舗が減ってきていて実際に見て触れて購入する機会が少ないですが、こぎん布は新しいメーカーが現れ、選択肢が少しは増えて来たのではないでしょうか。
こぎん刺しの布を考える1
第2位 -糸を作る〜自分で糸を染める〜-
koginbank online shopで販売している斑染めのこぎん糸は一般には段染めと呼ばれるのですが、気軽に楽しみながら作ることができます。koginbankで今年は三毛猫柄を作ろうと思っていたのですが、これは来年に持ち越しです。2023年の目標の1つは三毛猫こぎん糸!
糸を作る〜自分で糸を染める〜
第3位 -こぎん刺しの糸を知る1-
こちらは2017年の記事ですが、最近皆さんはどんな糸を使っていますか?刺し糸もいろんな仕様があるので、単糸の太さや後仕上げなど追求してみると表現の幅が広がるポイントがこぎん糸にはあると思います。
こぎん刺しの糸を知る1
モドコBEST3
モドコDBでは実際にこぎん刺しや菱刺しの図案をダウンロードしてご利用いただけます。昨年末に菱刺しの地刺し模様を新たに加えました。去年とは変化したベスト3を期待したのですが、モドコのベスト3も去年と同じです。特にリンゴの図案は常にダントツ上位に入ります。やはりリンゴの国のカワイイがイチバン!
第1位
[23×27]cogint_A4
こぎん模様プリントTシャツのブランドcogin+Tを運営する砧川キヌ子さんが沢山の人に楽しんでもらいたいと無償で提供いただいた図案たちです。砧川さんは来年から新たに菱刺しも取り入れ、ヒシコギントとして活動をされます。楽しみです!
第2位は、模様違いのりんご図案です。
[23×25]cogint_A2
りんご図案は4種類ありますが、大きめサイズの2つは常に人気です。気軽にできそうな中にも適度な困難さがあって、程よい達成感を味わえるサイズなのだと思います。
第3位は、古作の着物から抽出した伝統柄です。
[103] okmF2-37-103
103目というサイズは、モドコDBの中では2番目に大きなサイズです。こぎん刺しの基礎模様が詰まっているので、こぎん刺しを刺すリズムを覚えるモドコとも言えそうです。
インスタBEST9
koginbankのインスタグラムで2023年に人気が高かったのは、取材させていただいた作家さんや、イベント販売で協力いただいた人たちの作品でした。これは嬉しいことです!また来年も、こぎん刺しや菱刺しの新鮮な世界を見せてくれる新しい作家さんに出会いたいです。そして、私たちkoginbankも彼らの良きアイデアソースになれるような話題提供に努めていきたいと思っております。
2023年もご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。